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カナダの総面積は約1,000万Km2、世界で二番目に大きな国土を有している。その国土の7割は、ツンドラ地帯や山岳地帯をはじめとする広大な未開地で占められ、世界の原生地域(南極大陸は除く)の2割に相当。カナダには世界の森林の10%が生育し、再生可能な淡水の9%が供給され、世界最大の湿地、ハドソン湾低地を抱えている。
ひとことで言うと、カナダ人は、地球上でも有数の豊かな国に暮らすという幸運に恵まれており、とりわけ環境は最良のものと云えるだろう。過去7年間(1994~2000年)カナダは国連のランキングで、世界で最も住みやすい場所とされ、カナダ人は、環境の豊かさに大きく影響される平均寿命や、人口の3分の1が天然資源や環境関連の仕事から得る平均所得などの主要指標で高い数値を示している。カナダは建国して未だ135年あまり。近代国家の先進国として、非常に新しい国と言えます。
カルチャラルモザイク(多民族国家)を提唱しており、世界で最も多種多様の移民で構成された国の一つです。
公用語は英語とフランス語の異なる2種が存在し、国籍は3重まで認められているほどです。
カナダの国家理念には、多民族国家に集う者同士がそれぞれを尊重しあい仲良く暮らしていくことが謳われています。国境を越えて他民族の者達が同じ国家の下で共存し合う、人類の歴史上新しいスタイルの国、それがカナダです。
日本では、日本以外の国籍を持つ人々を全て一様に外人と称していますが、カナダではその考え方が当てはまりません。カナダ国民は、移民してきた母国名を付けて何々系カナダ人と呼ばれます。
例えば、チャイニーズカナディアンとかイタリアンカナディアンと呼ばれます。混血の場合は、父方は何々系、母方は何々系のカナディアンと更に複雑になります。当然、公用語を含め2ヵ国語や3ヵ国語を使える人々が珍しくもありません。カナダに移民してきた世界中の人たちは、それぞれの移民意識、宗教や習慣を強く残しながらカナダ国民になることを許されていますから、正式な制帽でなくターバンを巻くことを許された中東アジア系カナダ人の警官がバンクーバー市警で働いてたり、キリスト教会の隣に中国系のお寺が建っていたりします。
セルコホームオフィスがあるトロントの地名は、ネイティブインディアン語で“人々の集まるところ”
という意味です。移民族国家カナダを象徴するトロント市は、世界中の約70ヶ国から移民が集まり形成されています。そんなわけで、セルコホームトロントオフィス駐在員である私は、世界中のビールが飲めるという恩恵にあずかっています。苦くてコクの強いドイツ製ビールDAB、泡の細かいすっきりした苦みのイギリス製WELLES、ホップが効いてあっさりしたオランダ製Grolsh、喉の奥がヒリつくほど炭酸が爽快なベルギー製Stella、世界ビール大会で優勝しているシンガポール製Tiger
Beer、個人的に大好きなデンマーク製FAXE等々枚挙にいとまがありません。ちなみに当地では、チェコスロバキア製のキリンラガー、アメリカ製のアサヒスーパードライも嗜む事が出来ます。世界中の小麦文化圏の各地で造られたビールの味にこれほど嬉しいことがあるとは!!!と日々新しい発見をしています。
セルコホームの提携工場であるヴァイセロイホームズの工場内でも、アジア系、東南アジア系、北欧系、中南米系など様々な国からカナダに移民してきたスタッフが大勢働いています。積算担当者がインド系カナディアンで、物流担当がイギリス系カナディアンだったり、検品担当がジャパニーズカナディアンで、多目的カットマシーンのオペレーターがアフリカ系カナディアンであったりします。おおげざな言い方をすれば、セルコホームのカナダ製輸住宅とは、多民族の人々が関与し作り上げた住宅製品と言えるのではないでしょうか。カナダと言う国を通して、国境を越えた世界中の人々とお付き合いしているのです。
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